白内障・緑内障- 松戸しげと眼科

松戸しげと眼科

各種日帰り手術 (白内障・硝子体)

プラーレ松戸 5F

047-711-9886

白内障・緑内障

白内障とは

人間の目の中でカメラのレンズにあたる部分である水晶体が、加齢やその他の原因により色や硬さなどの性質が変化する病気です。

それにより視界がかすんだり光の眩しさが増すなどの症状が出る病気です。早い方では40歳位から発症する場合もあります。

水晶体の濁りは、少しずつゆっくりと進行し、一度濁った水晶体は元には戻りません。

また、白内障がある程度進行してくると視力や日常生活にも支障がでてきます。

見え方の違い

見え方の違い(はっきり)

見え方の違い(ぼやけ)

症状

白内障は、初期症状が少ない病気です。ものがスッキリ見えなくなったり、眩しくて目を開けていることが辛くなってきたら、一度眼科での受診をおすすめします。

白内障以外の病気が見つかる場合もありますので、見え方に違和感を感じられた場合は早めにご相談ください。

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眼球の断面(正常)

眼球の断面(白内障)

原因

加齢

白内障の原因で最も多いのは、加齢によるものです。
「加齢性白内障」と呼ばれており、個人差はあるものの、年齢を重ねることにより誰でも水晶体は濁っていきます。
そのため、高齢になるほど発症の確率は高まり、60代で白内障の手術を受ける人もいれば、80代で白内障の手術を受ける人もいます。

アトピーや糖尿病など

加齢以外の原因として、アトピー性皮膚炎や糖尿病などの症状がある人も、合併症として白内障を発症する場合があります。
その他にも、先天的な要因や薬の副作用、目の怪我などによっても、白内障を引き起こすケースがあります。

治療

ある程度までは点眼での治療になりますが、白内障が進行し視力の低下が強くなったり、日常生活に支障が出てきている場合、治療法は手術をおすすめしています。
手術は濁った水晶体を人工のレンズに取り換えるというものです。

当院では、豊富な手術実績を持つ院長が担当いたします。

患者様の症状や生活スタイル等を踏まえ、最適な治療方針、手術時期などをご提案させていただいております。

緑内障とは

まざまな原因がありますが、目の神経が損傷し視野が欠けていく病気です。過去の調査では日本人の40歳以上の方は20人に1人は緑内障であると言われています。
また、放っておくと失明に至るケースもあり、日本人の中途失明原因1位の疾患とされています。

緑内障は初期には自覚症状がほとんど無いため、自覚症状が出始めた頃には病状がかなり進行している場合が多くあります。
たまたま他の病気で眼科にかかった時に目の神経所見を指摘され、見つかる場合もあります。

緑内障は進行すると最終的に失明をする病気ですので、早期発見、早期治療開始のためにも、40歳を過ぎたら一度眼科での検査をおすすめします。

白内障とは

房水と眼圧について

眼球の中を循環する液体(房水)の出口が狭くなり、眼圧の上昇、眼内の房水の循環動態の不具合が原因で緑内障が引き起こされます。

房水は毛様体という組織で作られ、虹彩の裏側を通り、前房、線維柱帯を通過して、シュレム管から排出されます。

この房水の循環により、一定の圧力が眼内で保たれています。

この圧力を眼圧(目の硬さ)と呼びます。

眼圧の上昇、つまり目の硬さが硬くなると、視神経が障害を受けやすくなり、緑内障のリスクが高くなります。

一般的に眼圧の正常値は10~21mmHgとされています。

房水と眼圧について

緑内障の種類

緑内障には幾つかの種類があり、緑内障の種類によって原因や治療法が異なります。

眼圧が上昇する原因によって「原発緑内障」「続発緑内障」「発達緑内障」の3つに分類されます。

原発緑内障

原発緑内障には大きく、以下の3種に分類されます。

原発開放隅角緑内障

房水(目の中の水)の出口である隅角部の線維柱帯が徐々に目詰まりし、眼圧が上昇します。
ゆっくりと病気が進行していくタイプの緑内障です。

原発閉塞隅角緑内障

隅角が狭くなり、ふさがって房水の流れが妨げられ(線維柱帯がふさがれて)眼圧が上昇します。
慢性型と急性型があります。

正常眼圧緑内障

眼圧が正常範囲(10~21mmHg)にも関わらず緑内障になる場合があります。
これを正常眼圧緑内障と呼び、開放隅角緑内障に分類されます。
近年行われた全国的な調査の結果から、緑内障の約7割が正常眼圧緑内障であり、また欧米にくらべて日本人に多いことがわかっています。

続発緑内障

外傷、角膜の病気、網膜剥離、目の炎症など、他の目の疾患による眼圧上昇や、ステロイドホルモン剤などの薬剤による眼圧上昇によっておこる緑内障です。

発達緑内障

生まれつき眼内の水の流れ路が未発達であることから起こる緑内障です。

検査

緑内障の診断や治療法の判断のため、いくつかの検査が必要です。

眼圧検査
眼圧は日によって変動があるため、年に数回測定し基準値を把握する必要があります。
視野検査
自覚症状のない緑内障初期の視野欠損などを見つけることができます。
OCT(光干渉断層計)検査
OCTでは目の神経である視神経の周辺網膜の厚みを計測することができます。

診察室では眼圧を正確に測定するアプラネーション眼圧測定や、隅角や視神経所見を確認し、機器検査の結果と合わせ総合的な診断を行います。
当院では最新鋭の検査機器を導入し、より精密な検査での診断が可能です。

治療

現在の医療では緑内障の進行を完全に止めることはできません。しかし、点眼薬を使用することや、手術を行うことで眼圧を下げることができます。

これにより視神経へのストレスを減らし、緑内障の進行を防ぐことは可能です。

緑内障治療の基本的な考え方は、「症状を悪化させないこと」です。

視野や眼圧の状態の経過を見るために定期的に検査を行うことは、緑内障において非常に重要です。

点眼治療

点眼薬により眼圧を低く保つための治療を行います。
緑内障の種類や病菌の進行度、眼圧の状態などを診断し処方されます。
場合によっては複数の点眼薬を組み合わせて治療する場合もあります。

レーザー治療

当院では、緑内障に対するレーザー治療に対応しています。

詳しくはこちら

低侵襲緑内障手術

当院では、緑内障に対する手術に対応しています。

詳しくはこちら

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